ふくしま便り
石川県・奥能登「春蘭の里」を見学してきました
自生の春ランをテーマに、水と自然を最大に生かした町づくり
4月26、27日で奥能登の「春蘭の里」を取材させていただきました。福島県矢吹町の町の花が春ランであることから、春ランで町おこしを企画しています。
←写真は、春蘭の里事業を14年前から中心になって進めておられる、多田喜一郎さんからお話を聞きました。
現在、春蘭の里には30軒の農家民宿があり、宿には必ず囲炉裏がきってあり、自然農法で栽培された野菜や、山菜、キノコが食事に提供されます。各民宿では1日1組のお客様が泊まれ、農家の方の心のこもったおもてなしを受けることが出来るわけです。
この日多田さんは、4トントラック(砂埃で真っ白! 笑)で、迎えに来てくださり、驚くやら感激するやら! この気取らなさからして強烈な印象を受けました。
宿泊した多田さんのお宅「春蘭の宿」で、夕食に出された器と酒器をご覧下さい。本物の(!)大変高価な輪島塗の器の数々、大人にだけでなく、お子さんにも同じものが出されるそうで、多田さんから取り扱い方の説明を受けると、子どもでもキチンと大事に取り扱ってくれるそうですょ。
春蘭の里ではPB酒「春蘭の里」も造られており、見事な杯で美味しいお酒を頂きました。
檜のテーブルの上をご覧下さい。お客様には、手作りのサルトリイバラの枝で作ったお箸が用意されています。春蘭がいたるところに使われているのがお分かりだと思います。もちろん箸はお土産にいただけるのですよ。
多田さんのお隣の農家民宿「与助」は、80代のご夫婦が経営しておられ、何と奥さんは79歳で車の運転免許を取り、台所の改装など陣頭指揮を取られたそうで、現役のバリバリです! 地元で廃校になった宮地小学校は、宮地交流宿泊施設「こぶし」として甦り、教室が7畳の和室にバス・トイレ、簡易台所、エアコンも完備され、修学旅行生や学生たちの合宿に利用されています。
この施設はオーナー制をとり、実に良く考えられたシステムに驚きました。将来的には高齢者の一人住まいの方にも対応できるようになっています。 体育館には、能登の祭りのキリコが展示してありました。 能登の祭りに華を添える祭礼大道具だそうです。高齢者の比率が65%といわれる中、多田さんの言う『行政に頼らないまちづくり!』に、大いに感銘を受けました。多田さん、奥さんの寛子さん、ご協力ありがとうございました!
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